スコード! ここはガンダムオンライン従軍記/富野由悠季監督作品大好きなオールドタイプのブログ


富野監督 講演 

どうも!にけ・にっけるです。
4ヶ月ぶりの更新あいすみません。NHKカルチャー青山教室にて開講された『富野流仕事術~自分の個性を信じる~』を受講してきました。




カーテンを開けると嵐が来ていた

朝起きると、ものすごい風雨。
なんか低気圧が来ていた模様。電車も止まっているようだ。今日の講演会の開催自体も不安だった。遠方から駆けつける人たちもいるというのに。何より、富野監督ご自身はいらっしゃるのか。そんな不安を抱えながらも、ツィッターで電車の運行情報を見つつ、出かける準備をしていた。

風雨の中を、傘が折れないようにして駅まで行くと、電車が走っていくのが見えた。天気も回復に向かっている。きっとだいじょうぶ。富野監督は必ず現れる。Gレコの予告ではないが、「やってなくても行く!」という気持ちで電車に乗り込み、青山一丁目を目指した。


富野由悠季監督、現る


開場すると、ビデオカメラを構えたスタッフがいた。入り口にも「富野監督用カメラが入るので云々」と注意書きがあった。NHKで放送されるのかな!?だったら見なくては!と思った。Gレコ劇場版のメイキングかもしれないけれど…具体的になんのための撮影なのかは不明。

座席は最前列、富野監督が怒鳴れば、その唾液を顔面で受け止められる位置だ。この日のために、日々スキンケアに力を入れてきた甲斐があったというものである(嘘です)。

開始時間が近づいた時、富野監督が会場の入り口に現れました。
到着したばかりなのか、いつもの「Gレコキャップ」ではなく、ザブングルのティンプが被っているようなテンガロンハット!(で、合ってます?)




なんだろう、この既視感。と思った時、私の脳裏によぎったのはこれだった。


 
監督に見とれていた私ですが、もう一つの違和感を発見した。

監督の髪が増えている!? 伸びている!!(後ろ髪がモフモフしてた)

私が生で富野監督を見たのは、計2回だが、身なりには気を使っているイメージが強い。きっとご多忙なのだろう。

姿をお見せしたのは一瞬だけで、すぐに控室の方へ行かれた様子。
写真や映像では感じ取れない監督のオーラ力というか、自然体で圧倒的な存在感は健在でした。
表現を極めている人というのは、抜けの良い身体をしているものだ。(野田秀樹さんが言うところのクリアな身体)


講演、始まる


まずはNHKカルチャーの職員さん(あの御方)の前説からスタートです。
今回の講演が実現した経緯の説明があった。富野監督の講演をやってほしいという要望が多く、職員さん(あの御方)が富野監督にお願いして実現したそうだ。説明した後、会場は拍手に包まれた。今日もいい雰囲気だ。これが本当の富野ファンの姿なのだよ!

そして、満を持して富野監督登場。早足でスタスタと教壇へ上がる。
自己紹介も、「もう僕のこと知ってるよね」的な感じ。(ハイ!知ってます!)
NHKさんがギャラをくれるのでやります、と言ったあとに、ギャラを熊本の被災地へ寄付する宣言があり、会場内拍手。(去年も講演前に水害があったことを思い出した)

今回は、原稿に沿って話すとのこと。
タイトルの『富野流仕事術うんぬん』というのはウソ、事務方さんにタイトルをお願いした結果で、自分がズボラなのだと冗談か本気かわからない表情で仰る。

撮影用のカメラが入っているのは、自分の遺影のためだと仰る。(サンライズさんが富野監督のアーカイブに乗り出したのだろうか…おそらくメイキングでしょうけど)



「個性」と「Gレコ」


講演の内容は、大きくわけて2つ。
ひとつは、「個性」ふたつめは、「Gレコ」についてだった。
最初に話された「個性」については、富野監督の著書や、インタビューなどでも語られていることも含まれていた。


<自分メモ>
個性とは、その人の「クセ」であり、世間で仕事が認められて初めて「個性」となる。
個性とは、評価された「クセ」だ。「クセ」が認められる人とは、特別な能力を持った人。
その「クセ」をどうやって認めさせて、アニメ番組を作る仕事を通して自分の名前を売って、仕事を得ていくか、どうやって食っていくか。

φ(゚Д゚ )フムフム…
クセと個性の話は、社会人をやっているとよく分かる話だ。才能とか個性とか気持ちの良い言葉でごまかされないフラットな視点。評価されないクセをどこまで自分で信じ、磨き上げるか…という解釈でいいのかな。良いも悪いも言わない富野監督らしいお話。自分の目で確かめろ!ってことだろう。この話だけでも、今回の講演のタイトルに十分沿っていると思った。

<自分メモ>
ガンダムをヒットさせるために、映画的なリアリズムを組み込んだ。ガンダムがヒットした結果、名誉と同時に「汚名」も背負った。その後、ガンダム以外で仕事が来なくなるという意味での汚名。

この時、富野監督は、「実写もやりたかった」と言っていた。『ダイターン3』の映画の話は、まさにその現れなんだな。

<自分メモ>
宮崎アニメに勝てると思ってた頃があった。それは増長だった。ガンダムまみれになったとき、ファミリー物など他のジャンルに目を向けられなかった。
宮崎駿だって一人では無理。鈴木プロデューサーがいたから出来たこと。鈴木Pがビジネスとして市場を見ていた。(ジブリ作品が)宮崎監督ひとりの趣味の世界ではないけど、そうは見えない(宮崎監督の世界に見えるということだと思う)

私は十分匹敵していると思う…!

<自分メモ>
著作権を持っていたら、今のガンダム人気はなかった。俗悪なゲームに誰が貸すか!

すんません。俗悪なゲームやってます・・・

<自分メモ>
運がなければヒットしない。
「凡俗」(ホワイトボードに書いた)
個性を大事にする教育現場に違和感を持っている
特別なことは説明しやすい。普通のことの方が説明しづらい。成功者の例を出して説明したほうがわかりやすい。

これはどんな仕事においても共通する考え方だと思った。私は10年間演劇の世界にいた。俳優の個性とは、その人のクセを消して消して消しまくったけど、それでも消えない「何か」だと私は学んだ。個性とは最初からある「何か」ではない。富野監督の、個性とクセの話はとても共感できた。

ちなみに、自分メモなので、富野監督のおっしゃった言葉そのままではありません。

Gレコの話は次回にします…。

続く。


にけ・にっける

関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサード リンク
アクセスカウンター
現在の閲覧者数:
プロフィール

にけ・にっける

Author:にけ・にっける
ようこそ当ブログへ!
管理人のにけ・にっけるです。

富野由悠季監督作品が大好物です。
ガンダムオンラインで心を鍛えています。

ガンダムや富野作品を通じて、いろんな人と出会い、2015年春には富野監督に直接お会いすることも叶いました。

ブログ名は、言わずと知れた逆シャアのラストに出てくる一般兵の名台詞から。

これからも精進していきます(何を!?)

スコード!