スコード! ここはガンダムオンライン従軍記/富野由悠季監督作品大好きなオールドタイプのブログ


ガンダム勉強会 F91 タイトル


毎年、個人的に開催しているガンダム勉強会のご報告です。

8月5日、6日の2日間に渡って行いました。
初日は「機動戦士ガンダムF91」、2日目は「ガンダム Gのレコンギスタ」
勉強会と銘打っていますが、内容的には若い学生さんたちと一緒に富野監督作品の歩き方を探していこう!みたいな感じでした。


場所は私の職場(芸術系私大)の教室です。
職権乱用して丸2日間押さえました。

まずは本編を上映。(完全版を観ました)
上映終了後、参加学生から感想と作品に対してのキーワードを1つずつ挙げてもらいました。

<参加者から出たキーワード>
・ 機械、コンピューター
・ 鉄仮面
・ 理性
・ サイボーグ
・ 家族
・ ファーストガンダム
・ おとぎ話
・ 手

その中でも「手」というのはとても良いキーワードだなあと感じました。
劇中の「あやとり」は家族をつなぐ重要なシーンであり、F91を完成させるための大事な要素でもありました。
それと対比するようにラスボスである鉄仮面のあやつるラフレシアや大量殺人兵器「バグ」は手を使うことなく操ったり、人を殺めることができてしまう。
学生からの意見でしたが、これには感心しました。

ガンダム勉強会 F91  キーワード


他にも「おとぎ話」「ファーストガンダム」というキーワードを頂きました。
これは、貴族の家に生まれたセシリー(ベラ・ロナ)が、一旦市井に出て、また元のお姫様に戻るというストーリーはまさにお伽話。
それはファーストガンダムのシャア・アズナブルの物語を彷彿とさせます。


<シーブックとセシリーに起こる出来事から物語を読み取る>
ガンダム勉強会 F91  ストーリー

二人の主人公に起こる出来事を並べて、分析していきました。
シーブックの物語内での課題は、「家族の和解」です。
対してセシリーは「血縁との対決」です。

この2つのテーマを同時に、2時間という短時間に詰め込んでいます。(スゴイ!)

上記の写真内のストーリーをまとめると以下のようになります。
セ・・・セシリー  シ・・・シーブック

セ:母の駆け落ち
~物語スタート~
セ:ロナ家へ戻る 友人との別れ
シ:初陣 敵パイロット殺害
セ:髪を切る
シ:父の死
セ:義父の死 ナディア生死不明
シ:母との再会 和解
セシリー・シーブック再会
セ、シ:バグとの対決 ビルギット戦死
セ.シ:鉄仮面との対決
シ:セシリー捜索→発見

・家族がひとつになっていくシーブックに対して、セシリーはとても悲惨な道を歩んでいる。セシリーは家族をどんどん失い、最後には実の父親を倒そうとする。

・シーブックは初陣でパイロットを殺してしまったことで、その後の戦い方が「できるだけパイロットを殺さないようにしていることがわかる。

・シーブックは母との和解で物語を終えている。シーブックにとって鉄仮面は面識がなく突然現れた敵。 強いて言えばビルギットを殺した黒幕になるが、ビルギットの死がシーブックとセシリーにそれほど影響を与えていないように見える。

・セシリーの断髪は過去への決別。迷いを断ち切っている。描かれていないが、ザビーネはセシリーの精神的な拠り所となっているはずで、2人の関係は、後のVガンダムの「クロノクルとカテジナ」の原型とも言える。もし、F91が4クールで描かれていたら、セシリーはカテジナ化していたかもしれない。


その他、ガンダムの家族論から「あやとり」についての話、ノブレス・オブリージュの話、父性、母性の話などをしました。

参加学生の中には、初めてF91を観たという学生や、数年ぶりに観て印象が変わったなどの意見があり、学生らとこの24年前に世に送り出された「新時代のガンダム」を堪能できたことは本当に幸せなことだなあと感じました。そして、常に挑戦しつづけてきた富野監督の情熱を改めて感じ取り、それは「Gレコ」においても変わらず燃え続けていることを確認できた気がします。

ずっと進行役でメモを取る間がなかったので、箇条書きばかりの記事で本当に申し訳ありません。

ご意見、ご質問があればコメント欄、ツイッターなどでお願いします。

次回は「勉強会2日目、Gレコ編」をお届けします。


にけ・にっける

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管理人のにけ・にっけるです。

富野由悠季監督作品が大好物です。
ガンダムオンラインで心を鍛えています。

ガンダムや富野作品を通じて、いろんな人と出会い、2015年春には富野監督に直接お会いすることも叶いました。

ブログ名は、言わずと知れた逆シャアのラストに出てくる一般兵の名台詞から。

これからも精進していきます(何を!?)

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