スコード! ここはガンダムオンライン従軍記/富野由悠季監督作品大好きなオールドタイプのブログ


誰のためのGレコ1

どうも、にけ・にっけるです。
生まれ変わったら、アイーダさんのインナースーツになりたいです。


今頃ですが、Gレコを見ていたら、色々感じたことがあったので、自分のためにも記事にしておこうかなーという気持ちで書いています。

Gレコについての考察を期待されてる方はごめんなさい。
ここからは私の想像とこうあってほしいという願いのようなものです。

※すでにいろんなブログや資料で語られているかもことしれませんが、私が勉強不足なだけでございます。
ご容赦くださいませ。

富野監督が放送前から仰っていた「子供向け」に作ったというお話。一体どの辺が?!と思っていました。

正直、さっぱりわからなかった。(深夜に放送してたし!)
わからないので、わかりたくて何度も観ました。

そして、繰り返し見ているうちにふと思った。

「3.11で被災した子供たち」に向けて作られているのかな、と。

ベルリとアイーダが養子だったことや、あとから姉弟だとわかること、が大きな理由です。
(先の災害でなくても、多くの人命が失われるような災害のあとには、こういうことはたくさんあったと想像してます。)

例えば、育ての親との場面。
第23話「ニュータイプの音」より
誰のためのGレコ2
グシオンさんが一生懸命とぼけて誤魔化そうとしている姿もまた胸に迫るものがありました。
養父母と知らず育った子どもたちには、突然こういう日が来るのかもしれない。

第22話「地球圏再会」より
誰のためのGレコ3
序盤に見せていた子供を演じるベルリではなくなっている。
一瞬見せる表情が戸惑っているようにも、アカの他人ようにも見える。

その後の場面でもこんなシーンがありました。
誰のためのGレコ4
照れ隠しにも見えますが・・・
誰のためのGレコ5
ノレドを気遣うベルリの成長が見て取れます。育ての親でも「親がいること」だけで傷つく子がいるということ。

私自身は父も母もいましたが、3歳の時からの親友が片親(母)だったので、自分の父親が遊んでくれたことなどは話しづらかった記憶があります。

このあとのベルリとマニィの場面。
誰のためのGレコ6

誰のためのGレコ7
何気ない報告ですが、最終話へ向けてのジャブだったと思った。

それに他の若いキャラクターたちからも、「親の存在」がどうも感じられない。

これは想像ですが・・・
マニィ、ルイン、ベルリらは、元は同じ孤児院にいて、ベルリだけ貰われていくのを、見ていた。 しかも、キャピタルタワーの運行長官に。

同じ孤児という境遇なのに、貧富の差が生まれる。

これは、現在の福島県の様子と似ている、と思いました。
実際に福島に行った方に聞いた話ですが、同じ被災した方でも、未だに仮設住宅に住む方もいれば、新しく建築された豪華なマンションに住む方もいる。当然、同じ地域の子どもたちは同じ学校に通うことになる。
(だからと言って、マスクみたいに友情が歪んだものになるとは限らないと思います。)


それだけにマニィのこのシーンはとても重く感じます。
第25話「死線を越えて」より
誰のためのGレコ8
マニィ「ベルリはいっぱいいい目にあってきたんだから・・・」

誰のためのGレコ9
「残りの運は私たちにちょうだいよ!」

にっける的Gレコ名場面のひとつ。
声優さんの演技もすごかった。
でも現実生活の中で、こんなセリフ吐いてるの親に聞かれたら、親に泣かれちゃうな、きっと。


もちろん若い主要人物たちが、孤児だったというのも想像の域を出ません。
Gレコの設定上では、確かずっとむかしに人類が滅びかけるほどの戦争があった、ということで、直接の戦争孤児ではないと思いますが・・・。

キングゲイナーが終わってから、Gレコの間に起きたことと言えば、東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故。
幼い多感な時期に、地震、津波、原発事故を体験した子どもたちが、将来来るであろう少子高齢化という大変な時代を生き抜くために作った作品なのではないか、と私は思いたい。

 


何度も見ているはずのGレコを見終わった時、自分の無力さを感じずにはいられなかった。
それでもなお「元気のGははじまりのG!」と叫び続ける富野監督。
無力だろうがなんだろうが、今自分のできることをやれ!と怒られたような気持ちにもなった。

Gレコは何かを批判している作品ではないと思う。
わかりづらさがあるのは、観てほしい対象者ではなかったからなんだと気づいた。
そして、多面的な視点、多面的な考え方、捉え方ができないと楽しめない。
ベルリが繰り返し言っているセリフ。「こんな使い方があるんだ!」とかね。

Gレコって、自分との対峙を迫られてしまう作品だなって思った。

「さあ! アンタならこれから先どうするね!?」と満面の笑みなのに、眼の奥が笑っていない富野監督が語りかけてきた気がした。

運がいいのか、悪いのか、教育に携わる仕事をやっている今、30代のうちに自分にできることをやろうと思う。 精一杯。


追伸 うちの母がGレコ放送の直前に、超軽装で富士山登り切っていたという事実を知った時「なんじゃとて!?」と叫ばずにはいられなかった。 遭難しなくて良かった…。



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管理人のにけ・にっけるです。

富野由悠季監督作品が大好物です。
ガンダムオンラインで心を鍛えています。

ガンダムや富野作品を通じて、いろんな人と出会い、2015年春には富野監督に直接お会いすることも叶いました。

ブログ名は、言わずと知れた逆シャアのラストに出てくる一般兵の名台詞から。

これからも精進していきます(何を!?)

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